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SUZUKI SWIFT Sport (ZC31S) '07の公式解説
スズキの世界戦略車として登場した2代目スイフトをベースに、よりスポーティに仕立て上げられたモデルがスイフトスポーツだ。ヨーロッパでは3ドアボディだが、日本だけは5ドアボディとなっている。
開発はヨーロッパを拠点に行なわれ、プロトタイプ車両ではなく、量産車をベースに進められた。このヨーロッパ流の開発はリリースのタイミングがモデルチェンジより遅れてしまうものの、チューニングの完成度を高めるには不可欠の手法である。このためテストコースだけでなく、さまざまな路面で膨大なテストを繰り返して、完成に至った。
ヨーロッパで開発したことのメリットは、テネコ社をパートナーとして協力を得たことにもある。モンローというブランドで知られる彼らのノウハウが、スイフトスポーツの走りを本格的なものに仕上げたのだ。
エンジンは1.6LのNAで、鍛造ピストンやVVTを組み合わせ、高回転型ヘチューニングされている。
2007年のマイナーチェンジでは、パワースペックは変わらないものの、レヴリミットが7,000 rpmから7,500 rpmへと引き上げられた。また5速MTもクロスレシオとしたことで、そのパワーをより楽しめるものとしている。ヨーロッパでは常識化しているESPを標準装備するなど、あらゆる部分でレベルアップ。それまで赤いカラーがいろいろな場所に配置されていたインテリアも、マイナーチェンジで赤が少なくなり、落ち着いた印象となっている。日本に残った唯一の和製ホットハッチとして、大きな存在感を示した1台だ。
SUZUKI SWIFT Sport (ZC31S) '07の主要諸元
メーカー(英表記) | スズキ (SUZUKI) |
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車格 | Bセグメント・コンパクトカー |
車名(英表記) | スイフトスポーツ (SWIFT Sport) |
年式 | 2007年 |
型式 | CBA-ZC31S |
駆動形式 | FF |
トランスミッション | 5速 MT(マニュアルトランスミッション) 4速 AT(オートマチックトランスミッション) |
エンジン型式 | M16A |
吸気形式 | NA(自然吸気エンジン) |
総排気量(cc) | 1,586 cc |
最高出力(PS/rpm) | 125ps(92kW)/6800rpm |
最大トルク(kgfm/rpm) | 15.1kg・m(148N・m)/4800rpm |
パワーウェイトレシオ | 8.48 kg/PS |
全長(mm) | 3,765 mm |
全幅(mm) | 1,690 mm |
全高(mm) | 1,510 mm |
車両重量(kg) | 1,060 kg |
SWIFT Sport ZC31S '07に関する情報
カータイプ | ロードカー |
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PP | 397.95 ※個体差により多少変化します。 |
ブランドセントラル | Cr. 1,627,000 |
レジェンドカー | - |
ユーズドカー | Cr. 1,200,000 ※1 |
プレゼント入手条件 | No.4 選手権「ハイスピードリンク・トラックデイ」 優勝ボーナス No.5 コレクション「日本のFFスポーツ」 筑波サーキット 優勝ボーナス |
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