MAZDA RX-7 GT-X (FC3S) '90の紹介
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MAZDA RX-7 GT-X (FC3S) '90【GT7/グランツーリスモ7】

MAZDA RX-7 GT-X (FC3S) '90の公式解説動画

MAZDA RX-7 GT-X (FC3S) '90の公式解説

RX-7が2代目のFC3S型へと進化したのは、1985年10月のことだ。ぐっと未来的になった2代目は、全長だけ初代より短くなったものの、全幅、全高は大きくなり、車両重量も初代に比べて約200kg重くなった。これをカバーしたのが新しく搭載された13B型エンジン。単室容積を654ccまで拡大、これにターボを組み合わせて最高出力185PS、最大トルク25.0kgfmへと性能を高めている。

リアの足まわりは、セミトレーリングアームとラテラルロッドを組み合わせたマルチリンク式へと進化した。このリアサスは独自のトーコントロールハブを備え、コーナリング時にリアタイヤの安定性を高める役割を果たした。

FC3Sにはそのスパルタンな走りを象徴するような限定モデル、∞(アンフィニ)が存在した。∞はリアシートを廃した2シーターで、BBS製アルミホイールや専用ショックアブソーバー、アルミ製ボンネットなどによって運動性能を高めた仕様だ。最初の∞が登場したのは86年8月だが、その後FC3Sが生産を終える91年までに7回限定発売され、RX-7の代名詞的存在となった。

89年にRX-7はマイナーチェンジを実施する。13Bエンジンは新たにインディペンデント・ツインスクロールターボを採用、圧縮比も高められて205PS、27.5kgfrnへとパワーアップした。最終的にこのパワーは、∞の最後のモデルで215PS、28.0kgfrnまで高められている。外観では丸型の3連テールランプがマイナーチェンジモデルの特徴となった。

いっぼうソフト路線のRX-7として、87年にはカブリオレが追加されている。このカブリオレはアメリカでヒットし、特に女性から高い人気を集めた。

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