MAZDA Roadster NR-A (ND5RC) '22【GT7/グランツーリスモ7】
ロードスターの理念を昇華させたモータースポーツベース車両
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MAZDA Roadster NR-A (ND5RC) '22の公式解説

2015年に発売されたマツダロードスターの第4世代「ND」型は、ロードスターの原点でもある「人馬一体」に回帰したモデルとして、世界中から高い評価を集めてきた。そのND型のエッセンスをもっともピュアな形で表現したのが、モータースポーツ向けベース車両の「NR-A」だ。

NR-Aがロードスターのラインナップに加わったのは第2世代の「NB」型からだが、そこには一貫して「サーキット走行の楽しさを誰もが手軽に味わえるように」という思いが込められてきた。もちろんその思いはND型でも不変で、スポーツ走行を念頭に置いたモディファイがなされている。

具体的にはトランスミッションとリアデフとをつなぐパワープラントフレームを、ドライブシャフトやLSD、デフケースともども強化型に変更、ラジエターやブレーキローターを大容量化した他、足まわりにはビルシュタインの車高調整式を採用する。ステアリングのオーディオリモートコントロールスイッチによって、マルチインフォメーションディスプレイに燃費情報などが呼び出せるようになった点も有効だ。

さらにこの2022年式では、新技術「キネマティック・ポスチャー・コントロール」によってリアのスタビリティがいっそう高められた。ロールバーやバケットシートなど競技用のオプションも用意されているから、スパルタンなレース仕様への変更も容易だ。

走る楽しさを街中でもサーキットでも存分に楽しみたい。NR-Aは、そんなユーザーの願いをかなえる稀有な存在といえよう。

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