Lamborghini Aventador LP 750-4 SV (47L539) '15の公式解説
2015年に登場したランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 Superveloceは、翌2016年の大幅な改良でアヴェンタドールSとなるまで、ランボルギーニのラインナップの中で最もハイパフォーマンスなモデルであった。
Superveloce(略してSV)とは、「ものすごく速い」という意味。SVはランボルギーニのフラッグシップモデルの最高性能版にのみ与えられる称号であり、その起源は名車ミウラにまでさかのぼる。
LP 750-4 SVが搭載する6.5L自然吸気V12エンジンは、標準型のアヴェンタドールよりも50PSパワーアップした750PS。それに7速のセミATとAWDシステムが組み合わせられ、0-100km/hは2.8秒、200km/hは8.6秒、300km/hは24.9秒、そのままスロットルを踏み続ければ350km/h以上という壮絶な速さを見せる。また100-0km/hまでの距離はわずか30mという、強烈なストッピングパワーも持ち合わせている。
このモデルは当初世界限定600台のみで発売されたが、のちにオープントップ版のLP750-4 SVロードスターが500台限定で販売されることになった。