Chevrolet Corvette ZR1 (C6) '09【GT7/グランツーリスモ7】
ニュルブルクリンクでの最速タイムを更新。高いパフォーマンスを誇るC6コルベット
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Chevrolet Corvette ZR1 (C6) '09の公式解説

シボレーコルベットといえば、昔からそのグラマラスな存在感で「フェラーリの横に並べても恥ずかしくない」といわれるアメリカンスポーツカーの雄であるが、2005年にデビューしたC6のZ06以降は、ルックスだけでなく性能面でも完全にスーパーカーの仲間入りを果たしている。

2008年のデトロイトショーでデビューしたZR1に至っては、一部のフェラーリやランボルギーニを凌駕するパフォーマンスを手に入れた。アルミとマグネシウムとカーボンを使ったZ06譲りの軽く強固な骨格には、505PSのZ06を大幅に上回る647PS/6,500rpm、83.5kgfm/3,800rpmのスーパーチャージャー付き6.2L V型8気筒LS9ユニットが搭載されているのだ。そのエンジンは1基ずつ手組みされ、クロスレシオの6速MTと組み合わせられる。

サスペンションは専用のチューニングを受け、ブレーキはカーボンセラミックとなり、フェンダーやフロントフード、ルーフパネルなどはカーボンファイバー製となって、車重は1,508kgまで軽量化されている。そして控えめながら専用のフロントリップやサイドステップ、リアスポイラーも備わる。つまり、走りのパフォーマンスを上げるためにすべきことは何でもやったモデルなのである。

アメリカン・スポーツといえば「直線番長」というイメージを持つ人も少なくないだろう。だがこのZR1は、ニュルブルクリンク旧コースのタイムアタックで、当時の日産GT-Rの記録を上回る記録も出している。最高速度330km/h、0-60mph(約100km/h)加速タイム3.4秒、0-1/4マイル11.3秒。ZR1はまさしく史上最強のコルベットなのである。

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