Aston Martin V8 Vantage (3rd) '15【GT7/グランツーリスモ7】
サーキットでもワインディングロードでも絶妙な乗り味が楽しめる
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Aston Martin V8 Vantage (3rd) '15の公式解説

第3世代のヴァンテージがデビューしたのは、第2世代の生産終了からおよそ5年後の2005年のこと。それまでのヴァンテージは基本となるモデルに対してのハイパフォーマンス版に位置付けられていたが、従来とは異なり、全ラインナップのロアエンドを担当し、価格的にもアストンマーティンにしては驚くほど安価な設定がなされた戦略的なモデルでもあった。

そうしたところから、3代目ヴァンテージはFRレイアウトのスポーツカーとしての運動性能を徹底的に追求して開発された。DB7以来の流れである流麗なクーペボディの基本骨格には、前年に発表されたDB9からスタートしたVHプラットフォームと呼ばれる独自の接着アルミスペースフレームを採用。2代目ヴァンテージよりも400kg近く軽い1,570kgの車重を実現した。

パワーユニットは、ジャガーXKのものをベースとする自然吸気のV型8気筒。実際にはブロック形状ぐらいしか共通点がないほど徹底的に手が加えられており、当初は4.3Lで385PSを発揮。次第にバージョンアップが進み、2007年には406PSに、2008年には排気量が4.7Lとなリ426PSに、2011年には436PSへとパワーアップを果たしている。

その436PSを搭載するのが、2011年に登場した高性能版のヴァンテージ S。標準モデルより10PS高いのみならず、ダンパーやスプリング、ブッシュなどが固められた他、ステアリングギア比が速められるなど、全体的にスポーツ性が高められている。

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